ブログ
本日のお預かりちゃんと卵巣腫瘍
カテゴリ:未分類 2016年8月6日
こんばんは(=゚ω゚)ノまさかの2日連続更新に一番驚いているのはわたしです。スタッフKです。
2日連続だと、この挨拶文も特に思いつきません(笑)
それはさておき。
もうすぐお盆ですね。
帰省、旅行…
ペットホテルの利用が増えてまいりました♪
お盆近辺の予約数が一番多いですが、
現在も(入院を含め)犬舎の8割が埋まってます。
お預かり中のコたちを代表しまして…ミィちゃん♡
とーっっても人懐っこくて可愛い女の子です(*≧∪≦)
彼女の部屋の下の犬舎なんかを掃除していたりすると、
上から(柵の隙間から手を出して)ポンポン頭を叩かれます(゚∀゚)笑
病院あるあるだと思いますが、
普段は「怯えられる」か「攻撃される」か「どちらでもないけど警戒される」かが多いので、
こんなに友好的だなんて…!
という謎の感動があったりします^^;
話は変わりまして…
本日は、卵巣腫瘍の摘出手術を行いました。
15歳の四国犬のコです。
力が入らず歩けないなど、来院時から既に状態がかなり悪かったことと、年齢的なものも考慮し、
使用麻酔薬はセボフルラン。
↑大学病院でも使用されている麻酔薬です
摘出した卵巣がこちらです。
【閲覧ご注意ください!この先臓器の画像があります!】
【苦手な方は細目&スクロールでやり過ごしてください】
▼
▼
▼
▼
▼
▼
黄色の○で囲った部分が正常な卵巣、
赤い○で囲った部分が、今回問題となっていた卵巣です。
片側の卵巣だけ大きく腫れ上がってます。
こんなのがお腹の中にあったらそりゃあ苦しいしツラいよね……
この病気や子宮蓄膿症は、不妊手術を行って卵巣や子宮を取ってしまえば防げます。
(※病院によっては「子宮のみ」「卵巣のみ」を摘出することもあるので要確認!)
それにしても…
同じ♀として、この卵巣はショッキングです(;д;)
余談ですが、わたしも二十歳くらいの時に卵巣嚢腫の手術を受けたのですが、
その時に「卵巣は沈黙の臓器」と執刀医の先生に言われました。
わんちゃん・ねこちゃんの場合も、
気付いた時には酷くなっている、という場合が多いので、
・未避妊の女の子
・特にシニア世代の子
で、
・よくお水を飲むようになった
・お腹が張っている
などの症状に心当たりがあれば、受診をおすすめします。
普段からよく様子を観察してあげてください^^