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眼の検診、してますか?
カテゴリ:ブログ 2017年3月4日
こんにちは。最近簡単なDIYに凝っているスタッフKです。
愛犬愛猫の妨害をかわしつつコツコツやってます。塗装が楽しい。
みなさんは、愛犬・愛猫たちの眼科検診をしていますか?
今日は当院で眼疾患の手術や治療をしたわんちゃん・ねこちゃんをご紹介します!
①【水晶体脱臼・緑内障/猫ちゃん】
猫の水晶体脱臼した緑内障の外科手術は大変難しいです。
この子は、水晶体摘出手術と緑内障手術を同時に行いました。
術後は元気で眼圧も上昇せず、術後2週間経過後も順調。
飼い主様もとても喜んでいらっしゃいました(*’U`*)
②【網膜変性症/わんちゃん】
夜間(暗がり)で見えにくくなったわんちゃん(10歳)
飼い主様の早期発見により内科療法で回復・見えるようになりました。
どうぶつの視力生障害はなかなか気が付きにくく、
両眼がまったく見えなくなってはじめて気が付くケースが多いです。
日頃から明るい所・暗い所などでの行動の違いを観察・注意してあげると
上記ケースのように早期発見に繋がります。
また、昨年には網膜剥離で完全に視力を失ってしまったわんちゃん・ねこちゃんが、
漢方薬等を併用し治療することで視力が回復・現在も維持できている例もあります。
最新情報!
乾性角結膜炎(ドライアイ)
先日の学会報告にて。
乾性角結膜炎のどうぶつの中で、再生医療幹細胞移植を行った
どうぶつの多くの経過が“良い”という報告例が発表されていました。
通常幹細胞移植は『3回セット』で行わないと
なかなか効果が出にくいとされているのですが、
この治療は『涙がまったく出てこなかったコが1回の治療で改善された』と報告されていました。
また、改善率75%という報告もあります!
ドライアイでお困りの方、
諦める前に、一度ご相談ください!
余談ですが…
今年の花粉シーズン、到来はやくないですか?
花粉たち気合い入りすぎじゃないですか??
鼻&眼ぐしゅぐしゅ、メガネ&マスク&フードの防御で朝散歩している変なやつがいたらきっとわたしです。
花粉症のみなさん、がんばって乗り切りましょう…!
花粉症ではないみなさん、仲間入りしないことを願います…
(ちなみに、我が家の下のワンコも花粉症持ちです)
(ふたりしてくしゃみしながら散歩してます)